笑いの効能

梅子

2011年09月14日 14:48

商店街の、ほとんどの店が、早々とシャッターを閉め、

みんな、家族と連れ立って、楽しそうに小学校の方に、歩いて行く。

こんな光景は、あまり見た事がないです。

先日の、柳家花緑さんの独演会が始まる前の街の様子です。

ある、80代のおばあさんは、生まれて初めて生の落語が聞けると
開場1時間前に、並んでいらっしゃったとか。

私は、フランス人の友達と行ったのですが、
わかるかな〜とかなり不安そうな彼に、
笑うポイントでは、肘でつつくから、と言っておきました。

テンポは早いし、
「とっつあんの、とむらいの時にゃ〜よ〜。」とか、
「よ〜、けええって来たのかい。」(帰ってきたのかい)
てな、具合の言葉ですからね〜、ちょっと難しかったみたいです(笑)

80パーセントぐらい、分からなかったみたいです。

それでも、途中で帰るかもと言っていたのに、最後まで聞いて、
しかもCDを買ってサインの列に並んでたし!

お弟子さんの、花どんさんの前座に続き
花緑さんは、3つのお話をして下さいました。

どの、お話も、もう楽しくって!!

1回爆笑すると、2000個(2万個?)の癌細胞が、消滅するとか。
馬見原の、平均年齢がまた、上がりそうです。

先述のおばあさんも、「本当に楽しかった、ありがとうございました!」と感激して帰られ、
お年寄りから子供そして外国の人と、300人以上の人たちが、その日の夜空に浮かんでいた満月の様に
ほんわか温かい気持ちになれた素敵な夜でした。

会の後のサイン会も長蛇の列。
その、一人一人に丁寧に対応して下さっていました。

その夜は、馬見原に宿泊され、
街協や、役場スタッフ、そして、家族に乾杯に出させて頂いた人などと一緒に懇親会。
花緑さんと奥様と、いろんなお話をさせて頂く事ができ、感激でした。




今まで、正直な所、桂三枝さんの落語を一回だけ聞いた事があるぐらいで、
あんまり、落語についての知識も興味も無かったのですが、すっかり落語ファンになってしましました。
落語って、お年寄りが聞くイメージがあるかもしれませんが、ぜひ、皆さんも機会があれば、聞いてみて下さいね。
その、芸の凄さに驚きますよ。

そんな訳で、次の日の熊本市内での、独演会にも行って参りました。
そこで、とっても嬉しい事が!

それは、次回のお楽しみ♪

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