野球って。

梅子

2012年07月24日 16:34

いよいよ、夏の高校野球、熊本大会も決勝戦ですね〜。

我が家は、おばあちゃん、主人と私、そして、長男、次男と、全員が違う母校ですが、すべて、早々に、敗退してしいました(涙)。

でも、高校球児っていいですよね〜。みんなきらきらしてて、青春!って感じで。

どの子を見ても、息子の様な気がして、
満面の笑みで、校歌を歌う姿を見ては、ウルウル。
その後ろで、涙でぐちゃぐちゃになった子を見ては、嗚咽している私です(笑)

先日、我が家の三男の中学の野球部の中体連お疲れさま会がありました。
これで、3年生6人が抜けて、2、1年生合わせて、5人のチームになってしまいました。

5人では、野球はできないということは、言うまでもありません。

なんで、こんな事になってしまったんでしょうか。

もともと、馬見原はとても野球の盛んな地域です。
戦前、法政大学に進んだ主人の叔父が、馬見原に帰って来て、野球の楽しさをみんなに伝えたのが、始まりと、聞いた事があります。

子供たちは、小さいか頃からお父さんの練習について行き、そして、小学生になったら、ソフトボール部に入るのが、当たり前みたいになっていました。
しかし、蘇陽町は、市町村合併で、ソフトボールの盛んだった阿蘇郡から、サッカー部がほとんどの上益城郡になり、
保護者の大反対にもかかわらず、ソフト部は廃部になり、サッカー部になってしまいました。
中学校には、サッカー部はないにもかかわらず。

子供の数そのものが少なくなって来ているという事もありますが、その頃から、やはり、子供たちの野球に対する興味がなくなって来た様に思います。

もちろん、それぞれのスポーツが良い所がありますが、プレーする子供たちも、応援する親たちも、一体になれる団体スポーツって、やはりいいですよね。

中学校で、一緒に汗や涙を流して、一旦は故郷を離れ、ばらばらになった子供たちも、故郷に帰れば、また、一緒のチームで野球が出来る。年齢が離れていても、職業が違ってても、すんなり仲間に入れて、お互いに助け合ったり、飲みにいったり。
そんな良い関係の付き合いが、街づくりや色んな場面に生かされているような気がするのです。


一つの部活が無くなるというのは、単に子供が野球が出来なくなるというだけではなくて、
将来色んな所に影響して来るように思えるのはおおげさでしょうか。

なにか、良い知恵を絞って、蘇陽の野球の火が消えない様にしてもらいたいと、願っています。

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