本日は、
山都町包括医療センター
そよう病院
の落成式と、内覧会が行われました。
旧蘇陽病院は、昭和22年に馬見原病院として開設され
初代の院長は、元東京都知事の東(あずま)氏の弟さんである、東 陽一博士でした。
無医村だった馬見原に赴任して来られ、住民の為に親身になって働かれたそうです。
今でも、馬見原の年配の方たちは、東先生の事をよく覚えていらっしゃるようです。
本日の落成式には、東京より、娘さんが出席され、馬見原小学校の同窓生のみなさんと、
懐かしい再会をされている様子をお見受けしました。
外観、そして、中も、木をふんだんに使った、いい意味で病院らしくない素敵な病院が完成していました。
受付の壁にあるのは、彫刻を施した木に漆を塗ってある作品で、
馬見原の宿場町をイメージされて作られました。
柱に取り付けられたモニュメントは、蘇陽の山の四季を表しています。
検査室の前にある作品は、美しい五ヶ瀬川の流れのイメージです。
一階は、フォーマルで、落ち着いた感じですね。
二階は病室になっていますが、一階とはちょっと変わり、優しくて、親しみやすいインテリアになっています。
ベッドの頭の壁には、一枚ずつ、違ったデザインのプレートがかかっていて、自分のベッドを認識するのにも役立ちそうです。
テラスからの眺めもよく、入院中も快適に過ごせそうです。
廃校になった馬見原中学分校跡地に建てられた、そよう病院ですが、グランドはそのまま残してあるので、野球や、グランドゴルフを楽しむ人たちを眺める事もできますし、救急ヘリが着陸する事も出来るのです。
落成式の後、太鼓と、エイサーのアトラクションがありました。
獅子舞の登場に、子供が泣き叫んでましたが(笑)
最後は、水本院長先生自らが太鼓をたたき、ドクター初め職員のみなさん、建設に携わった建築会社の方々や、住民のみなさんが一緒になって、エイサーを踊っていました!
この病院の完成を本当にみんなが待ち望んでいた様子が分かりますね。
これから、きっと、ますます、住民の皆さんにとって、なくてはならない病院になる事でしょう。
お祝のお花もいっぱい届いていましたよ。
それから、院内にある売店は、馬見原商店街のアンテナショップも兼ねています。
いわしろやの和タオル、手ぬぐい、それと、ちょこっと雑貨も購入できます。
病院ですからね~、ぜひ、来て下さ~い!っては、言えないですけどね(笑)
もし、来られる事があれば、ご利用くださいませ。
売店にない物は、商店街から配達も出来ますので、ご近所の方や、買い物が大変な方たちにも便利に使って頂けたら
いいなと思います。