この路地の先に・・その7

2009年05月19日

スペイン食事編



貧乏旅行の私たち、レストランで食事をするのは原則として一日、一回。

あとは、公園や移動中のバスや汽車の中で自分たちで作ったサンドイッチなどで済ませた。
メルカード(市場)に行って、パンや生ハム、果物などを調達するのも楽しかった。
サンドイッチを作るのに使うマヨネーズも、日本の様なチューブではなくガラスの瓶に入っていたし、美容と健康のためと買ったオレンジもキロ単位で(一キロが100円ぐらい!!)、私たちは、いつもリュックを担いで手にはマヨネーズやオレンジの入った袋を、ぶらぶらとぶら下げて旅していた。

庶民的なレストランにはたいてい、メヌー・デル・ディア(本日の定食)がある。
安い料金で、飲み物、サラダかスープ、メインディシュ、デザート、コーヒーなどが付いていて、それぞれ2,3種類の中から選ぶことができたりする。
飲み物も、水でもワインでもおんなじ値段だ。レストランによっては、一瓶どんっと置いていってくれるところもあった。

コンポステーラでたまたま入ったレストラン、TIXOLA。
私達のほかにはお客さんもいず、ちょっと不安だったが、おじさんがとっても親切だった。
私達のため、まず音楽をかけてくれ、わざわざ食材を見せてメニューを一生懸命説明してくれた。一番安い定食にしたにもかかわらず、おじさんは終始にこにこ顔。
海の幸がおいしい街なので、生ガキも頼んでみた。当時、一個100円でとってもおいしかった。
「デザートは00000か、xxxxxのどっちにする?」と聞かれ、わからないまま
聞いた感じ、おいしそうなxxxxxにした。
何が出てくるか、わくわくしながら待っていると、


皿に載せられた一本の「バナナ」がうやうやしく登場したのには爆笑だった。


おじさんと握手をして店を後にした。今も元気でいてほしいな。






モロッコとかでは、お腹こわして、大変な目にあったこともあったけど、地元の食べモノに挑戦するのが旅の醍醐味ですよね。

この路地の先に・・その7


パエリアはよく食べました。こんな豪華じゃなかったですが。

この路地の先に・・その7


安くておいしいバレンシアオレンジ。



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この記事へのコメント

昔、上海の公園で、朝ごはんの万頭を頬張っているときに、中国語で話しかけられました。すでに滞在2週間を越えていたので、すっかり中国人になっていたのでしょう。空港に降り立ったときは、間違いなく日本人として、呼び込みにあったんですけど・・・

梅子さんの旅の話は、行ったことのない土地だけどなぜか懐かしくて、心がなごみます。
Posted by 閃屋 at 2009年05月19日 17:50
*閃屋さま

公園で万頭ってなんかいいですね。中国は、おいしいもがいっぱいありそう!

スペイン人も黒髪なのでよく後ろから「セニョリ~タ~」と呼ばれ、振りむたら驚かれていました。
Posted by 梅子 at 2009年05月20日 15:20
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