世界ウルルンみたい・・。

2010年11月27日

この路地のさきに・・その31


彼の家は、あの丘から見えた沢山の土の家の中の一軒だった。

その家には、彼のお兄さんと奥さんと子供たち、そして2人の妹さんが住んでいた。
彼らは、私たちを快く歓迎してくれた。

マラケシュでお世話になったカリッドの家とは違い、美しいモロッコタイルもなければ、中庭も見当たらなかった。床も土でできた床にござを敷いただけだ。
でも、テレビもビデオデッキもあり、貧しい暮らしというわけではなく、この辺はこんな様式の家なのだろう。

モロッコには、アラビア人とベルベル人がいて、彼らはベルベル人だということだった。
その辺に違いがあるのかもしれない。


床に座って、丸いちゃぶ台を囲み、一つの皿からみんなで分け合う食事は、手で食べる事を除けば、一昔前の日本の家族という感じだ。

世界ウルルンみたい・・。



妹さんたちは、カーペットを作っていて、私たちにもやらせてくれた。
一枚のカーペットが出来上がるまでには随分かかるのだろう。

世界ウルルンみたい・・。

針の付いた板で、羊毛を均等にならす

世界ウルルンみたい・・。

それをよって糸に
世界ウルルンみたい・・。

彼女が織っているのはブランケット
世界ウルルンみたい・・。

私も挑戦

その日は、結局、彼の家に泊めてもらった。

次の日は、ミュラーという、ロバみたいな動物に乗って、美しいトードラ谷へ出かけた。

世界ウルルンみたい・・。

お尻がむっちゃ痛かった!!

(トードラの写真がいいものがなかったのでご覧頂けなくて残念。すばらしい所でした。)



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